もうすぐ節分を迎えますが、当山はコロナ禍の影響で法要を
自粛しておりましたが、本年より再開させていただきます。生きている方々へ活を与え
られる法要なので、待ち遠しく思います。
さて暦を見ると本年二月二日が節分に成っております。三日でないので調べてみます
と、節分とは、中国で発祥した暦法「二十四節気(にじゅうしせっき)」に由来するも
の。もともとは「立春、立夏、立秋、立冬」の各前日が節分とされていましたが、現代
では特に重要視されていた「立春」の前日のみ定着しました。
本年は、地球と太陽の位置関係などから暦がずれる影響で1日早まり、「立春」が2月
3日となり、「節分」は例年より1日早い2月2日となったそうです。明治30年以来124年
ぶりに2月2日だそうです。
恵方巻きや豆撒き等の習慣はまだまだ見られますが、玄関先に柊鰯を貼り付けてる家
は見かけなくなってきました。私が子供の頃聞いた言い伝えは、節分に来る鬼は鰯の臭
いが嫌いなのと柊の葉の棘が目に刺さり目がつぶれるから怖いんだよ。鬼が家に入って
来れないように柊鰯を飾って鬼からお家を守ろうとのおまじないです。
おのおのが出来る範囲で、節分の行事を楽しみたいものです。